ノッティンガムから見るイギリスEU離脱・それでもお腹は空く


こずえ様

大変なことになりました。国民投票でEU離脱になってしまった。

イギリスEU離脱

あの選挙の日は午前2時まで起きて見守っていましたが、とうとう睡魔に勝てず眠ってしまいました。朝起きてラジオから流れる投票の結果が、まるで悪夢の中にいるかのように聞こえました。

しっかり起きてコーヒーを飲んで落ち着いて聞いたラジオからは、離脱という言葉が流れ続け、気持ちは「なぜ」「まさか」「とんでもない」「きっと何かの間違い」と動転。その日は一日、何が何だかわからないまま過ぎてしまいました。

いろいろなメディアから聞こえてきたのは、離脱に投票した人の後悔、若者たちの怒り、キャメロン首相の10月総選挙と同時の辞職。その脇でボリス・ジョンソン(離脱派)のこれからのイギリスについての責任感があるのかないのかわからないそぶりがテレビで写しだされてました。

週末はまるで何もなかったかのようにクリケット(スポーツです!)をしてたとか。スコットランドは、再度の国民投票をしてUnited Kingdomから独立してスコットランドとしてEUに参加するようなことをスコットランド党が言い始めたり、とにかく混沌の中にはまりつつあります。

離脱を選んだ多数は65歳以上の人たちです。若者の70%以上はEU残留に投票したとのこと。65歳以上の有権者たちの大多数が投票したにもかかわらず、若者たちの多くが投票をしそびれたというのも現実でした。下の地図を見ると一目瞭然です。

enlandexit
http://www.derrynow.com/news/brexit-how-northern-ireland-voted/100160より

スコットランドはすべて残留でもスコットランドの人口はイギリス全体のわずか8%。ロンドンとその周辺は黄色で残留をしめしていますが、それ以外はほとんど離脱。でも離脱と残留の投票数のギャップはわずか数%。最終結果は1700万人が離脱、1600万人が残留でした。

ノッティンガムも離脱に入ってますが、もっとマクロで見ると私たちの住んでいるエリアは、残留組が多かったです。現在フェイスブックに請願ページができたらしくすでに100万人が署名したとのこと。
Brexit: How Northern Ireland voted – UK set to leave the EU

ポンドは世界中で売れまくられ、株式市場は世界中どこも下がり、ショックはあっという間に世界に広がってます。

さて、これからどうなるのか。とにかく「見えない」uncertainty(不確実なこと)が多すぎて、だれにもこれからどうなるのかわかりません。インフレは確実に起こるようです。現在の1%から3-4%ぐらいまで予想されています。現在輸入しているものがポンドが下がったために起こってしまいます。野菜や果物、お肉まで影響が出てきます。

キャメロン首相は10月の辞任までArticle52を発行しないらしく、次期首相に全てを任せるそうです。Article52というのは離縁状のようなもので、これを正式に出してから離縁の正式な交渉がはじまるとのこと。Divorcing EU(EUから離縁 divorceというのは夫婦の離婚に使われる言葉)という言葉がメディアでたくさん聞こえてます。本当にツライ次期に入りました。

英離脱、EUはざまの小国の知恵(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO04029770U6A620C1000000/
離脱派を先導した「英国独立党」の危険な素顔(東洋経済Online)
http://toyokeizai.net/articles/-/124560

それでもお腹は空く〜食べ物ネタあれこれ〜

・Ben&Jerry
のコットンキャンディは、こちらでは見たことがないです!カップも映画館やロンドンの劇場以外では見たことがない。ご当地アメリカではすごい種類のアイスがあるようで、輸出する国々で売る種類が違うんでしょうね。イギリスとフランスでも同じブランドが全く違うものを売ってたりしますからね。

アメリカのBen&Jerry
http://www.benjerry.com/

・リプトンティ
のピーチ味(ボトル入り)は、最近やっとイギリスでも買えるようになりましたが、以前はフランスでしか飲めなかった。シャンプーも香りが違う!今年はまた8月にフランスに行くのでその辺のリサーチしてきますね。

・綿アメ/フルーツフローズンバー
は、こちらでは子供の食べ物でお祭りで売ってます。それにしてもこの綿アメはかわいい!「フルーツフローズンフルーツバー」は、パリとミラノで見たことがありますが、ノッティンガムではまだ。ロンドンでもわたしが行くエリアではまだお目にかかったことがありません。イギリス人には、ちょっとヘルシーすぎるのかな。この辺のヘルシーに関するイギリス人の考える健康についてもまたお話したい。

・クリームティ
といえばスコーンにclotted cream (クロテッドクリーム)とジャムが定番。アフタヌーンティというと、それにサンドイッチとケーキもついてくる。食べきれないぐらいの量ですよね。スコーンはとっても簡単に作れてできたてホヤホヤを頂くのが一番おいしいと我が家では思ってます。作ったらそうですね2時間以内になくなります。でもフレッシュなときが一番おいしい。今度作ったら写真アップします。

scorn2
こずえ様、突然ですが今週末に帰国することになりました。ぜひぜひ会ってお話したいですね。